純金積立のメリット・デメリット
純金積立を始める前に、そのメリットとデメリットを把握しておきましょう。
■純金積立のメリット
株式や債券と同じように、安く買って高く売れば儲かります。しかし、株式や債券は発行体が破綻したら、紙くず同然になってしまうというリスクがあります。金は金そのものに価値があり、それが大きなメリットです。
一括購入ではなく積立購入する場合、大抵3,000円以上からと小額での投資なので、老若男女問わず始めることができるのも良い点です。また、積立では概要でも説明したように、ドル・コスト平均法により価格変動リスクが分散できることもメリットです。
■純金積立のデメリット
金の価格は毎日変動しています。積立とは言え預貯金とは違い元本保証の商品ではありません。価格変動で元本割れの可能性があります。
また、国際的に金はドル建てで取引され、国内金価格はドル建て金価格を円換算します。ですので、金価格の変動だけでなく、為替相場の影響も受けます。円高になれば安くなり、円安になれば高くなります。
取扱会社選択のポイント
取扱会社は、地金商・鉱産会社(大手では田中貴金属工業・三菱マテリアル・住友金属など)・商社(大手では三菱商事・住友商事・三井物産など)・宝石商と証券会社・銀行/信用金庫などの預金取扱金融機関・商品先物取引などの投資会社(三貴商事など)、デパート、JAなどです。店頭に出向かなくても、電話やインターネットで申込ができるというところも多いです。
投資家が積み立てた金は「消費預託」か「特定保管」のどちらかで運用もしくは保管されています。
■消費預託
本来利益を生み出さない金をリース市場で運用することで、運用益を作り出す保管方法です。金の所有権は会社にあり、会社が倒産すると、購入した金の全量が手元に戻るとは限りません。
ただ、運用益の一部が投資家へボーナスとして積立額に還元されたり、各種手数料が割安に設定されている場合があります。
■特定保管
購入した金全量を現物で保有、保管する方法です。会社の財産とは分離管理されているので、会社が倒産しても金は全量手元に返ってきます。ただ、特定保管分の金を用いての運用が出来ないので、還元制度は大抵設けられていません。
上記のように、金保管方法で会社選択をするのも一つですが、年会費や購入ごとの手数料がかかることも選択時の注意点です。各社の年会費や手数料は異なり、いくら積み立てるのかがポイントになるでしょう。
月々の積立額が少ない場合、年会費が安い会社の方が支出総額は少なくなります。一方、積立額が多い場合は、少し高くても年会費だけ(手数料は年会費に含まれる)の会社の方が低コストとなります。
純金積立では、金そのものを引き出すほかに、現金として引き出したり、メープルリーフ金貨などのコインやジュエリーにも交換できます。投資目的だけでなく、自分へのご褒美として純金積立をしてもいいですね。
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